the brilliant green

1999 SPRING TOUR“There will be live there vol.2”

1999年4月23日 新潟フェイズ


予想以上にグルーヴィーな演奏

 新潟には初見参となるブリリアント・グリーン。結構シングル・ヒットも続いているので、ソールドアウトになるかと思ったけど、フェイズは満員というほどではなく、後ろの方には若干の余裕もある客の入りでした。テレビで彼らを見ていた印象では、「レコーディング・ユニット」「ひ弱(笑)」というイメージを私は持っていたので、ライブにはそれほど期待してはいませんでした。
 ところが!サポートのドラム、ギター、キーボードを加えた演奏は意外にも達者。特に重いドラムとグルーヴィーなベースの絡みはかなりいい。前半はギターのノリがリズム隊とかみ合わず、一人だけハシっているような感じでしたが、アコースティック・セットを挟んでの後半からはギターのリズムもバッチリ。“I'm in Heaven”あたりのグルーブ系の曲は非常にカッコよかったです。とはいえ、MC等のステージングはまだまだアマチュア上がりという感じ。まぁ、そういうインディーっぽさが彼らの魅力の一つだとは思いますけどね。
 そういえば、キーボードの人はメンバー紹介で「はかせ」と呼ばれていたけど、元フィッシュマンズの「HAKASE」だったのですかね? 誰か教えてちょーだい。


川瀬智子は可愛すぎる

 ライブを聴いて一番強く感じたのは、彼らの作る曲の良さ。技巧的でありながらもキャッチーなメロディーとハーモニーは本当によく出来ている。大半の作曲を手掛けるベースの奥田俊作はかなりの才能があると思う。
 そして驚くべきはボーカル川瀬智子の可愛さ。「結婚してくれー!」と叫んでいたアホ高校生がいたけど、その気持ちも分かる(笑)。あの可愛い少女が「冷たい花」のようなシュールな詞を書くなんて信じられないというか。才能があるということは素晴らしいなぁ。今後もがんばってください。

 



Back to Menu

Back to Home