the brilliant green

There will be live there vol.3 TERRA2001

1999年12月25日 新潟県民会館


プロとしての貫禄

 約半年のインターバルで、なんとクリスマス当日というすごい日程でやってきたブリリアント・グリーン。前回はスタンディングの新潟フェイズでしたが、今回はホールにステップ・アップ。しかし、2階席は閉鎖され、客の入りはイマイチ。とはいえ、ステージには“TERRA 2001”のジャケットと同じ唇を型どったセットが組まれ、力が入っていました。
 前回のライブではまだアマチュアっぽさが残っていた彼らですが、今回はプロとしての貫禄が感じられる堂々としたステージングで、演奏も文句無しに上手い。サポートのメンバーはDr,Key,Gで、前回ツアーと同じだったと思いますが、特にドラマーがカッコいい。アルバムでは佐野康夫が全面的に叩いており、ライブも彼だといいなぁ、と期待していたので、違う人で最初はちょっとガッカリしたのですが、このドラマー(名前不明)の重いビートもなかなかイイ
 あと、奥田俊作のベースも上手いねぇ。見た目は「ギタリストがちょっとベースも弾いてみました」的なヘナチョコピック弾きなんだけど、出てくる音はばりばりグルーヴィー。
 残念なのは、ほとんどの曲がレコード通りのアレンジだったことで、その辺は工夫した方がいいのでは?と余計な心配をしてしまいました。“There will be love there”とか“冷たい花”とかの初期のヒット・シングルは、アレンジを変えてライブでは聴かせてほしいと思う。


大丈夫なのか!? 毒舌MC

 ライブ前日はミュージック・ステーション・スペシャルの生放送に出演していた彼ら。「待ち時間が長すぎる」とかなりのストレスだったようで、「嵐のファンは云々」とか「グレイとラルクの力関係は云々」とか年末大放談状態。「MCで話したネタはすぐにインターネットで流れてしまうから、ヤバイ。仕事を干される」なんて言いながらも、言いたい放題でした。
 以前テレビ番組「FAN」でも、川瀬智子は藤原紀香に向かって「そもそもブリリアント・グリーンは藤原紀香の隣に座ってトークするような企画ではなかった」と毒舌ぶりを発揮していましたが、本当に業界から抹殺されないように気をつけてくださいね(笑)。

 



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