前作“Junior
Sweet”のツアーの時は見逃していたので、5年ぶりに観るチャラ。開演時間を間違えてオープニングを見逃すという失態を演じてしまいました(笑)
5年前の新潟フェイズは妊娠が発覚した直後だったので、ママチャラを観るのは初めて。と、なんとまた妊娠しているよ! かなりお腹は大きくて出産間近という感じ。全然知らなかったので、相当驚いたよ。
そんなチャラの体調を気遣い、途中に休憩15分を挟んだ2部構成だったので、正味の演奏時間は90分くらいという短めのライブでした。照明用のスモークが使われてなかったのも、あの匂いでチャラが吐き気を催したりするためだろうか?
バックバンドはDr,Per,B,G×2,Key×2,Cho×2
という大編成。パーカッションはASA-CHANGで、ギターとベースは夏のフジロックでのUAバンドと同じ人だと思う。確かにドラムのアフタービートに頼らない感覚はUAバンドと共通していた。中央奥にコーラスがいて、ドラムとパーカッションが左右の端にセッティングという珍しいステージでした。
全体的に音量も控えめであっさりとした演奏で、その辺もチャラの体調を気遣ってのものかと思いますが、本編ラストで演奏した“やさしい気持ち”はすごく良かった。あのポジティヴな幸せパワーはチャラにしか表現できないものだと思う。演奏しているメンバーまでもがみんなすごくいい笑顔だったのが印象的。
僕はセカンド・アルバムを出した頃からチャラを聴いているけど、結婚・出産という経験を自らの表現力として昇華した現在のチャラは素晴らしく魅力的だ。また産休に入るということだから、次にチャラを観られるのはまた数年後になるけれど、次はどんな歌を聴かせてくれるのか、楽しみに待っていたいと思う。
余談ですけど、結婚・出産でどう変わるかという意味で、ドリカムの吉田美和にも僕はすごく期待しています(笑)。