今回見逃したらもう二度と観られないと思い、何とか都合をつけて行きました。私の「生で観たことない大物ランキング」の第1位(ちなみに第2位は山下達郎、第3位はドリカム)ですからね。公演の1週間前にチケットをとったので、席は3階の一番後ろと最悪。
生のJBには感激しましたが、結論的にはもう長くはないな、という感じ。声も動きも今イチ(ま、64歳だから当然か)で、やたらと楽器のソロが多く(しかも長い)、コーラスに歌わせるシーンもかなりあり、2時間の演奏中、JBが自ら歌っていた時間は半分もないのでは?という感じでした。
JBのバックバンドは、
ドラム2名
ベース2名
ギター2名
パーカッション1名
オルガン1名
ホーン5名
女性コーラス5名(!)
ダンサー2名
計20名というアホアホなセット。しかし、音はセコい。ツインドラム・ベースで演奏したのは、ラストのSex
Machineだけで、ほかの曲は交代で演奏するという謎のリズム隊でした。前座のKC&The
Sunshine Band(笑)の方が数段良かった。
まぁ、私の席が武道館の最上部だったから音響的には最悪だったのですが、それにしても音に迫力が無かったです。
しかし、驚くべきは、ステージフロントのころがしモニターは、ホーン用の2つのみ。なんとJBはモニター無し(!)で歌うのよ。帰ってから86年の来日公演のビデオを見たら、やっぱりJBにモニターは無かった。恐るべし、JB。
しかし、86年のビデオのかっこよさに比べると、今回の演奏はあまりにもひどく、結構寂しくなりましたねぇ。そろそろ寿命なんだろうねぇ、マジで。(涙)