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宇多田ヒカル |
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First Love |
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EASTWORLD (1999) |
500万枚に迫ろうかという勢いで売れている恐るべきアルバム。B'zのベスト・アルバムが500万枚売れたといっても、私の周りの音楽ファンは一人も買っていない(笑)のに対し、宇多田ヒカルの場合は一般人も音楽ファンも全員買っているところがすごい。
Misia以降、唄のうまい女性R&Bシンガーというのは沢山いるのに、なぜ宇多田ヒカルだけがこんなにも大ブレイクしたのか?というには結構謎(多分東芝EMIもこんな大騒ぎになるとは思っていなかっただろう)ですが、確かに内容はすごくいい。サウンドは結構シンプルで、リズム+コード楽器+唄という感じ。装飾過多な小室系やELTが幅をきかせる日本音楽界にこういうシンプルなR&Bサウンドが切れ込んできたというのは痛快です。もっとも、一見シンプルなサウンドのようでありながら、影でホトダ・ゴウのMIXが暗躍(笑)しているのは間違いないですが。
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UNDERWORLD |
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Beaucoup Fish |
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V2 (1999) |
3年ぶりの新作。もはやテクノでもデジタル・ロックでもなく、「ダンス・ミュージック」としか表現できないほど深化したサウンドには「王者アンダーワールド」という言葉がふさわしい。シンセの音色、ドラムのパーツひとつひとつの説得力がスゴすぎです。“Born Slippy”のようなキャッチーなナンバーはないけれど、じわじわと体に効いてくる高揚感がたまりません。マスト!
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Prodigy presents |
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The Dirtchamber Sessions Vol.1 |
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XL RECORDINGS (1999) |
プロディジーの中心人物リアム・ヒューイットによるミックスCD。よくある「クラブでのDJプレイを再現」というミックスではなく、他人の曲をサンプリングしてのコラージュというような感じで、おそらくHDレコーダーを使って再構築したものと思われます。
かなり大量の曲が使われていて、ヒップホップ・クラシックからSEX
PISTOLS やJANE'S
ADDICTIONまでミックスされていますが、全体がやはりプロディジー的な暴力的なビートで貫かれているあたりがさすが。こんなDJプレイをぜひクラブで体験してみたいものです。
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LTJ BUKEM |
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PROGRESSION SESSIONS |
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GOOD LOOKING RECORDS (1999) |
久しぶりに買ったドラムンベースのCDですが、これは凄いや。大御所LTJ ブケムのノンストップ・ミックスにMC CONRAD とDRSの2人がMCを加えたミックスCDですが、MCの存在感が抜群にいい。無機的になりがちなドラムンベースのリズムにすごくいいアクセントを加えています。こういう感じでクラブでもプレイしているんだろうか? う〜ん、観てみたい。
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KULA SHAKER |
title |
PEASANTS,PIGS & ASTRONSUTS |
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SONY MUSIC ENTERTAINMENT (1999) |
2年ぶりの新作。前作以上にインド全開で、一瞬コーナーショップの新作かと思ったほど。しかし、“Hey Dude”や“Tattva”のような決め手となる曲がないので、前作ほどは売れないんじゃない? ちょっと地味かも。
artist |
Prince & The Revolution |
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1999 The New Master |
label |
NPG Records (1999) |
突如リリースされたプリンス&ザ・レボリューション名義での新作。「殿下ご乱心か!?」と思ったけど、これはいい。なにしろ、ウェンディ&リサとプリンス史上最強の女性ボーカリストと言われるロージー・ゲインズが共演し、なぜかラリー・グラハムとダグ・E・フレッシュまで参加して、あの名曲“1999”をリメイクしているのだ。まさに“1999”完全版という感じで、異常な勢いがあります。マジでカッコいいので、プリンス・ファンは必ず買うべし。
artist |
GASTER DEL SOL |
title |
CAMOUFLEYR |
label |
DRAG CITY (1998) |
最近色々なところで名前を聞くジム・オルーク。ずっと気になっていたのですが、ようやくガスター・デル・ソル名義での作品を買ってみました。
もっと怪しい電子音響系かと思ったら、基本的には生楽器を使っていて、センスはねじ曲がっているけど、割と普通に聴けるポップという感じ。ちょっと期待はずれでした。
artist |
ASTOR PIAZZOLA |
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Maria de Buenos Aires |
label |
Trova (1968) |
ピアソラが音楽を担当したオペラの実況録音盤2枚組。1968年の公演中の休日を利用し、オリジナル・キャストにより録音されたということなので、今風に言えば「スタジオ・ライブ」か!?
演奏はピアソラとはいえ、「う〜ん、オペラかぁ」と思っていたのですが、聞いてビックリの素晴らしい内容。これをピアソラの最高傑作という人がいるのも納得です。主役の歌手は男女1人ずついますが、男性のエクトル・デローサスという人が抜群にカッコいい。ピアソラ・オーケストラの演奏も最高です。
artist |
ASTOR PIAZZOLA |
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La Camorra |
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american clave (1989) |
こちらはピアソラのamerican clave 第3弾の作品。当然プロデュースはキップ・ハンラハン。で、内容もこれまた当然のように傑作です。“Tango:Zero Hour”のようないきなりの強烈さはないですが、静かな曲調からじわじわと盛り上がってきます。とりあえず、american clave のピアソラは全て必聴ですな。
artist |
VA |
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SAMBAS DE ENREDO 99 |
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BMG (1999) |
ブラジルはリオの今年のカーニバルの音楽集。マンゲイラやポルテーラといったエスコーラ・ヂ・サンバ(直訳すれば「サンバ学校」だけど、まぁ「サンバ部隊」みたいなものだと思ってください)ごとのテーマ・ソングを14曲収録。サンバのメロディーって、なぜか日本人の心をくすぐるものがあるんですよね。私は好きです。
artist |
? |
title |
APOLLO 11 MOON LANDING |
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PAVILION RECORDS (1994) |
アポロ11号の発射・月面着陸・帰還の様子を放送したイギリスBBCテレビの音源をCD化したもの。当然ながら音楽ではない(笑)。ロケット発射のカウント・ダウンをネタに使うDJの人がよくいますが、それもバッチリ収録。次のD.U.B.のライブで使われることでしょう(笑)。
これは渋谷のタワーレコードのクラシック・フロアで買ったのですが、テクノ・コーナーに置くべきだと思いますよ。